5日に関東連盟、6日に東海連盟が、相次いで、5月31日まで加盟全チームの活動自粛を求める公式な指示を公表した。
選手はつらいだろうが、腰を据えてやるしかない。長い野球人生だと思えば、今の足踏みは必ず取り返せるだろう。
こういう時期でも、動画でトレーニングが受けられるのは、内容そのものより、モチベーションの維持に効果的だ。プロ野球選手や各種ジムなどが動画を公開しているが、中学生の選手にもわかりやすく、選択肢も豊富だと思ったのが、関西大学野球部がインスタで提供しているメニューだ。
https://www.instagram.com/kaisers_baseball/
学生野球のトップクラスの選手が、ポジション別、目的別にトレーニング方法を教えてくれる。若い学生が、自分の得意分野を短く具体的に教えてくれるので親しみやすいのではないだろうか。
コロナ禍を乗り越えようとするこうした協力の輪が、日常を取り戻したとき、新たな力になっていることを期待したい。
現実には、コロナ感染拡大によって、生活や健康が脅かされ、野球などの話どころではない人が大勢いる。今、野球のことを考えていられる幸運に感謝して、いつか私たちのチームも何か社会に恩返しをしたいと思う。